イズモのブログ~フリーランスからWEBコンサルになる方法~

フリーランスからWEBコンサルになるための視点/営業,広告運用,PM,エンジニア,デザイナー,ライターから

ネットで稼いでなくてもWEBコンサルになれるのか?

こんにちは。WEBコンサルのイズモです。

 

今回は「ネットで稼いでなくてもWEBコンサルって出来るのか?」

って話をします。

 

例えば

・ブログやってます

・アフィリやってます

・YouTuberやってます

インフルエンサーやってます

みたいな、自分で既にネットを使って何かを売ってる実績がある場合。

それで月何100万と個人で稼いでますとか。

 

こういう場合は実績を元にしてコンサルをするイメージってつきやすいですよね。

 

 

ただ、現実問題、僕はネットで何も商品を売っていませんがWEBコンサルしてます

今回はこれが成立する背景を話していきましょう。

 

 

ネットで商品を売ってないのにWEBコンサルできる理由

まず、僕は仕事できる方かどうかというと、

根本的にはできない方だと思ってます。

 

南国気質で、1日中寝たり本読んだりしてたいタイプです。

 

それでもWEBコンサルが今できているのは、

・商売の原則を勉強しまくってきた事

・知識欲がめちゃめちゃある事

・自分の面倒より他人の役に立つのが好きな事

・この時代、日本という場所でITのスキルの需要がある

みたいなのが理由ですね。

 

だから、別にネットで何かを売った実績がなくてもWEBコンサルとしてやっていけてます。

 

結論、自分で売れなくてもWEBコンサルになれるし、なっていい

もちろん自分でWEB集客を一通りできる方がWEBコンサルとしても強いですし、価値は当然高いです。

実体験を元にした知識っていうのは僕もすごく大事にしてます。

 

でも正直それはそんなに気にする必要はないです。

なぜかというと、何事も上達にはアスリートとコーチの関係性が必要だからです。

 

WEBコンサルの本質は顧客に成果を出させる事

WEBコンサルの本質は、自分の顧客の実績にコミットして顧客に成果を出させる事です。

大前提、WEBコンサルって自分の商売じゃなくてクライアントワークなんです。

顧客に対して価値を提供するのが仕事なんですね。

 

価値ってのはその時によって

・コストカットかもしれないし、

・売上向上かもしれないし、

・業務効率化かもしれません。

その時々に寄ります。

 

ただ、どんな価値提供をするにせよ、結局のところ「自分がどうか」よりも「相手にどんだけできるか」の方がWEBコンサルにとって大事なんです。

 

自分が何1000万稼ごうが何10億稼ごうが、顧客が1円も稼げなかったらコンサルとしての価値は0です。

そうではなくて「顧客にいくら稼がせたか」がコンサルの価値になります。

 

「ネットで簡単に稼げない」は個人も企業も共通の課題

今の時代、ネットで稼ぐのが簡単みたいなイメージが先行してますけど、

実際稼いでる人の行動を見ると基準がものすごく高いですよね。

 

素人がノウハウを手に入れてちょいちょい行動すれば稼げるようになるかというと、そんな甘くないです。

これは読者さんもわかるはずです。

 

で、実はこれって企業も同じ問題を抱えてるんですね。

 

なんとなくネット使えば良いみたいだけど、手を出しては失敗。

ホームページ担当を作ったは良いけどビジネスの素人だから適当なブログ更新して終わり、とかね。

 

なので、WEBを使いこなせず終わってる企業ってものすごく沢山あります。

ましてや中小企業なんてWEB担当もいない、HPも広告もなんもできてない、みたいな会社がほとんどです。

当然、社員を育てるヒマも金もなかったりします。

それどころか人材の獲得自体が大変だったりね。

 

こういう企業にとっては、特殊なスキルなんかなくても全然関係ないです。

当たり前のWEBマーケティングを、当たり前に実行していけるようにする。

これだけで物凄く有り難がられます。

 

イズモの顧客の実績は実際どうなのか?

実際、僕の顧客にコンサルに入って今どうなってるかというと、

・問い合わせ3倍がザラ

・広告のメンテナンスで問い合わせ3〜4倍

みたいな状態になってたりします。

 

これは、特殊なことは何もしてません。

当たり前のWEBマーケを、当たり前にやった結果です。

 

素人の施策は本当に穴だらけなので、結構すぐ良くなったりします。

 

 

一つの企業に成果を出させるにはエネルギー量が必要

ズブの素人を0から稼げるようにするのが大変なのと同じで、WEBコンサルもかなりエネルギーがかかります。

 

1つの会社といっても、それを運営してるのは素人です。

だからWEBマーケをちゃんと出来るようにしようとしたら、体制とか考え方とか根本から整えないといけません。

 

当然かなりエネルギー量が必要になります。

時間もそうですし、コミュニケーションとか実行のサポートもしないといけません。

 

ただノウハウを教えてやっとけや、みたいな感じのコンサルじゃとても成立しません。

エネルギーを注いで、相手に出来るようにさせる。

結局のところ、これが出来るのかどうかってところです。

 

紹介のみで受注する広告代理店やコンサルは多い

こうしてみると、実績がなくても

「顧客に成果を出させるための関わり方」ができればWEBコンサルは出来るのかなという感じです。

 

ネットで月何100万何1000万稼いでる奴に、

月1回コンサル頼んで結果よく理解できないまま終わるより、

がっぷり四つに組んで、一緒に考えて、納得できる答えを出してくれる人を企業も求められてます。

 

だから、WEBコンサルに限らずコンサルとか広告代理店をよく見てみると、HPもロクに使ってないけど紹介でお客さんが来てたりします。

それでこれ以上受けられないとか、どんどん伸びちゃってる会社もあります。

 

 

自社商品や自社媒体に力を入れるとコンサルに割く力は減る

WEBで売上を伸ばそうと思ったら、自社媒体を作って自社商品を売るのが一番儲かります。

ただ、そこにリソースを割くとお客さんの面倒を見てるヒマは無くなります。

そうするとWEBマーケッターとしての実績は上がっても、WEBコンサルとしての実績は上がらなくなります。

 

ここってシンプルだけど実は重要な話で。

誰でも売上を上げたいから自分が上手くいくようになると、自分の商品を売る事に比重をおきます。

コンサルにしても自分の知識を切り売りする形態に変わるでしょう。

 

そうなると本当に必要とされている、

「自分達と伴走してくれるタイプのコンサル」ってほとんど居なくなります。

だから価値が高いんですね。

 

 

ネットで稼げるかどうかとWEBコンサルになれるかどうかは関係ない

最後にもう一度まとめなおすと、自分がネットで売れるかどうかと、WEBコンサルになれるかどうかは関係ないです。

 

実績を元にしかコンサルができないのであれば、誰も大手企業に勝てないという図式になると思いませんか?

実績という意味では大企業は、誰よりも強い説得力を持つと思いませんかね?

案件と資金力がある企業の方が圧倒的な実績と質の高さを担保できますよね。

そこにフリーランスベンチャーが挑んでいっても勝てないと思いませんか?

 

そうではなくベンチャーとかフリーランスが説得力を持てるのは態度とか在り方とかそういう部分です。

 

 

というわけで今回は、別に稼いでなくてもWEBコンサルになれるという話でした。

 

ではまた。

 

 

というわけで、