イズモのブログ~フリーランスからWEBコンサルになる方法~

フリーランスからWEBコンサルになるための視点/営業,広告運用,PM,エンジニア,デザイナー,ライターから

はじめから拡大を目指すな

こんにちは、WEBコンサルのイズモです。

WEBコンサルに限らず、

フリーランスとか独立する人間は攻めが強い人が多いですよね。

 

だから、少し稼げるようになるといきなり拡大路線を目指す人がいますけど、

絶対にやめといた方がいいです。

 

 

はじめから拡大しようとすんな!

特にWEBコンサルやるなら、やめとけ!

 

 

今日はそんな話をします。

 

 

不用意な拡大は質の低下に直結する

なぜ拡大をいきなりしない方がいいか。

 

それは情報販売以外のほとんどの仕事が

「クオリティが下がった瞬間、フリーランスとしての市場価値がなくなる」

という性質を持っているからです。

 

これは特にWEBコンサルだと顕著です。

コンサルって時間と意志力に負荷がかかる労働集約型のサービスだから。

 

 

僕らみたいなフリーのコンサルとか独立系コンサルは、

常に競合にさらされています。

 

ブランドのある会社と比較された時に、

質の面で劣った時にもう終了です。

価格で選ばれるしかなくなります。

 

(正確には比較された時点でダメなんですけどね。

最も身近な、最も良き理解者であり相談者だから、

比較の余地すらなく自分が選ばれる。

というのが理想的なポジションです。)

 

 

フリーランスが大企業に勝てるポジションの作り方

ブランドのある会社には、

「質」という点で見た時に必ず穴があります。

 

なぜかというと、

会社は大きくなればなるほど

「自社の売上向上」が目標になってきます。

 

ましてや上場してたら目指さないと株主に怒られます。

 

 

で、売上の向上を目指すと、

必ず商品をパッケージ化しないといけなくなってきます。

 

内容、価格、範囲、規約なんかをまとめたりする必要が出てきます。

個人の能力に依存しなくても、

再現できる組織づくりをする必要が出てきます。

 

 

じゃあ実際の企業はどうなのかというとかなりファジーです。

問題もバラバラ、組織体制もバラバラ、サービスもバラバラ。

 

何もかもバラバラだから本当は個別対応が一番結果が出る。

だけど売上の最大化を目指すとそれは絶対にできないんですね。

 

 

言ってみれば、会社を大きくするほど

最大公約数的なサービスを目指す必要が出てきます。

 

 

そこが結果的に穴になるってことですね。

 

決まり切ったパッケージを提供しようとすると、

そういう営業の仕方、売り方、提供の仕方になってしまうので。

 

受ける側からすると

「そうじゃなくてもうちょっとこう、違うやつを求めてるんだよね」

ってのを考えてたりするんです。

 

 

 

フリーランスが大企業に勝つことができるのは、

「価格」とか「最大公約数的に組み立てられたサービス」

では補完できない何かをカバーできる「質」の部分です。

 

大企業と同じやり方をしたところで、

「大企業ではなく自分のWEBコンサルを選ぶ理由」

にはならないんですね。

まあ、株元さんみたいな感じでブランディングできれば話は別ですけど。

 

 

 

拡大を狙って崩壊した友人と契約をジワジワ増やしたイズモ

イズモは初めてWEBコンサルの契約をした時、

23ヶ月くらいはひたすら顧客のことを考えてました。

 

それこそ四六時中、その会社の事を考えてました。

自分の顧客の獲得より、

その会社がどうやったら上手くいくのかにしか興味がありませんでした。

 

このくらいのコミットの仕方をして、

結果を出した方がいいと思います。

結果出せば勝手に口コミで広がっていくんで。

 

 

一方で、エンジニアの友達は拡大路線を走って失敗しました。

 

全国に小学生向けのプログラミングスクールを作ろうとして、

色んな所から出資を受けましたが、上手くいかず崩壊しました。

 

イズモなら最高の実績をまず1つ作る

僕が同じ事業をやるとしたら、

まず1箇所、最高のスクールを作ります。

 

通っている小学生と通わせている親が望むものを、

全て吸い上げられる体制を作ります。

 

自分で生徒にも親にもよく連絡を取って、

何を求めているのかをひたすらリサーチします。

で、継続率や科目の購入履歴を見ます。

 

同時に求められる物が実現できるようにするには、

どういう組織体制にしたらいいかを考えます。

 

まあこのくらいは序の口で、

実際にやるならもっと徹底的にやるでしょう。

 

 

ただ友達は一気に拡大路線を目指したから、

コントロールできる要素が極端に少なくなってしまい崩壊しました。

 

結局、自分の足元が見えてないと拡大してもダメなんです。

 

WEBコンサルを拡大する時も同じです、

サービス自体がめちゃめちゃ人依存なんで、

相当優秀な人が集まらないと容易に拡大できないはずです。

 

 

始めは目の前の相手に対してやりきる事

そんなわけで、

始めは徹底して相手によりそった方がいい。

勉強させてもらいながら、

絶対に結果を出すというスタンスでいる必要があります。

 

目の前の客に対してやりきる。

やりきって結果が出たら次、で増やしていく。

でも今度は時間配分どうしようとか、

問題が出てくるからあくまでジワジワ増やしていかないといけない。

 

 

株本さんのツイート

少し前、株本さんがこんなツイートしてたんですけど。

これホントなんですよ。

 

 

 

結果を出せないフリーランスなんてゴミなんですよね。

 

大企業は雇用を生み出してるし、

税金払ってるし、

社会的責任を負ってるわけです。

 

ある程度の品質も担保してないとブランドとして認知されません。

 

そこを考えた時、

大企業を何らかの面で超えられなかったら、

フリーランスなんて存在意義がありません。

 

雇用もしない、

税金もロクに払わない。

自由気ままに仕事して世の中は無視な人が多いわけなんで。

 

自分の都合で好き勝手生きてるだけの人間に成り下がります。

 

だとしたらマジでゴミなんで、

フリーランスは必死こいて結果を出しましょう。

 

拡大はそこからです。